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別府市美術館
大分県の作家を中心に幅広く展示されています。また、別府のお宝がぎっしり詰まった民俗資料館というか、絵画や彫刻はもちろん、いろんな古い生活の道具がびっしりと展示されていて、面白い博物館みたいな美術館です。無料駐車場はあるし、入館料が安い!大人100円、子供50円、70歳以上の高齢者は無料です。観光客のの方はもちろん、別府市民の方も是非、是非、訪れてほしいスポットです。
ビーコンプラザ正面玄関の道路を隔てて真正面に別府市美術館はあります。
広くて明るい玄関ホール。この美術館創設者、佐藤慶太郎の胸像(朝倉文夫作)や肖像画があり、別府の名物、竹細工の工芸品などがあります。
奥に進んで行くと、大分県ゆかりの作家たちの彫刻や、宇治山哲平の円筒形のモニュメントなどが飾らあれている立体コーナーがあります。
壁に赤銅御殿の復元図が貼られています。赤銅御殿は大正時代に山の手の広大な土地に造られた豪華な別荘です。白蓮事件で有名な歌人の白蓮がここに住んでいました。もったいなくも昭和54年に解体されました。
この研修室には美術に関する書籍や資料がたくさん貯蔵陳列されていました。腰かけて読むこともできます。また、絵画教室もここで開かれるようです。
明治から昭和時代に活躍された作家の洋画、日本画の作品展示室。洋画室には小磯良平、梅原龍三郎、大分県内の著名な画家の作品です。日本画室には福田平八郎などの作品がずらりと並んでいます。
2階にも絵画室があるようです。
このホワイエではゆっくり座って作品を鑑賞できます。
書画室や版画室、日本室など、大分県にゆかりのある作家の作品群です。
書画室は広い日本間で、書が飾られています。
富永一朗、馬場のぼるなど、著名な作家の別府観光地を描いた漫画が集められています。
こちらの民俗資料のコーナーには、古代から江戸時代にかけての貨幣が大量に展示されています。江戸時代の大判、小判など実物が惜しげもなく並べられています。
全国各地の郷土人形や、珍しい独楽の陳列。独楽の歴史もわかるように整理され、たくさん展示されていました。
この「民族・民具」のコーナーには、あっと驚くものばかりです。農業や林業などの、昔の道具が所狭しと展示されています。よくぞ、こんなにたくさん集められたなと感心する骨董価値のある生活用具ばかりです。
別府市にお住まいの皆様、この美術館がこんなに素晴しいと知っていましたか? このサイトでの説明が、拙い写真と案内文なのでピンと来ないかもしれません。まだ一度もここへ訪れたことのない方は、是非とも足を運んでみてください。気の毒になるほど安い料金の入館料ですが、一度では鑑賞しきれないほどの量を展示している美術館です。館内は美術館といっても気取りのない気軽に楽しめる雰囲気ですから。
美術館の横(東側)に大分県指定有形文化財の笠塔婆や五輪塔婆などが置かれています。こちらも見て帰って下さい。
※別府市美術館の新しい場所です。
以上が別府市美術館の紹介でした。
● 旧美術館の案内はこちらへ→